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テレビで見えない情報がここに!「2015年〜 世界の真実」

   

この本は、2014年7月に出版されました。主に、アメリカ、中国、ロシアの今後の動向を中心に、長谷川慶太郎氏が2015年以降に顕現化するであろうと予測した内容が書かれています。

2014年の世界の真実を読んだ方、読んでない方、またアメリカ、中国、ヨーロッパの国々と取引関係のあるビジネスマンの方に読んでいただきたいです。

アメリカ経済はこれからも成長する

アメリカ経済は、これからも順調に成長していきます。

最大の要因はシェールガス革命です。

そして、人口増も大きな要因です。アメリカは毎年、人口が300万人増えています。そのうち150万人が自然増で、残り150万人は移民です。

移民が入ってきて底辺の労働力マーケットを形成しますが、彼らの住宅を作る必要があります。そのため、新築の住宅需要が発生します。

 

中国の崩壊に備えるアメリカ

アメリカは、中国共産党のトップが人民解放軍をコントロールできていないと、判断しています。そして、アメリカは「中国人民解放軍の個々の部隊が、勝手に戦争を始める危険性がある。それを抑止するために強大な戦力を極東に置く」と判断しました。

現在、アメリカ海軍は原子力空母を6隻保有していますが、そのうちの半数を東アジアに配置しています。

また、2013年にアメリカはオスプレイの沖縄配備を強引に進めました。オスプレイという飛行機は、沖縄から北京まで無着陸で往復できます。つまり、沖縄のオスプレイを使えば、中国が崩壊したとき、中国全土に散らばっているアメリカ人居住者を救出することが可能となるのです。

核兵器の無力化へ

現在、中国の四川省には、核兵器の貯蔵施設と製造施設があります。

中国共産党が統治能力を失って国内が混乱したとき、核兵器がテロリストに流出することをアメリカは恐れています。しかし、オスプレイを利用すれば、アメリカの手で中国の核兵器を押さえて無力化することが可能です。こういったことが、オスプレイを沖縄に配備した理由なのです。

 

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日本も中国崩壊を念頭に置いている

安倍内閣が集団的自衛権の解釈変更を決定しましたが、これは、中国にいる在留日本人の救出が目的です。

例えば、上海には日本人が6万人居住しています。彼らを救出するには、アメリカの軍艦が上海に行って収容するしか方法はありません。しかし、このときに日本の自衛隊は何もしなくて済むでしょうか。

中国で有事が発生した場合には、海上自衛隊の艦船がアメリカの軍艦とともに揚子江の河口まで行き、これを護衛して佐世保に戻ってくるという行動が必要なのです。

ただし、安倍総理は、集団的自衛権の解釈変更の理由を公言できません。まだ、中国に有事は発生していないからです。

 

北朝鮮ナンバー2の処刑は何を意味するのか

北朝鮮に限らず、社会主義国の粛清はオープンには実施されません。いつの間にか公の場から姿を消します。

そして、以前からある集合写真から、その人物が消されていたりすると「ああ、失脚した」と判明するのが通常です。

しかし、今回の張成沢氏の処刑に至るプロセスは、公にされました。逮捕される映像から、裁判の映像まで公開されたうえで、処刑が発表されました。こういった場合は、何らかのアピールがなされていると判断すべきです。

支配者の交代

張成沢氏は、北朝鮮の平壌と中国人民解放軍の瀋陽軍区をつなぐパイプの責任者でした。これを粛清したということは、平壌と瀋陽軍区の関係が切れたということです。

それまで、北朝鮮を支配していたのは北京の中央政府ではなく瀋陽軍区でした。それが、北朝鮮の支配者が習近平国家主席に代わったことを意味しています。

 

ロシアとドイツの関係

いま、EUとロシアがウクライナ問題で揉めています。

ロシアのプーチン大統領は、クリミア併合を宣言しましたが、併合にはウクライナの承認が必要です。それに、クリミアには川がないため水源がなく、発電所も存在しません。ですから、現在のクリミアは水源と電源をウクライナに握られたままの状態です。

ウクライナ問題はこう着状態が続きますが、プーチン大統領が率いるロシアが迷走することはありません。プーチンに対抗する勢力は、ロシア国内には存在しないためです。

プーチンのとドイツの繋がり

一方、プーチン大統領は若いころKGBの代表として東ドイツに駐在しており、ドイツとの人脈を持っています。そして、ドイツのシュレーダー前首相とはかなり深い関係を築いており、いまでもシュレーダー氏はプーチン氏と連携しています。

ロシアとドイツは天然ガスを通じて相互依存関係にもありますし、第二次世界大戦で戦った体験から、お互いに「ロシアとドイツは戦ってはならない」と認識しています。

 

ふだん、マスコミ報道からは、伝えられる内容の背景にある要因についてまでは知らされることはありません。このため、国際政治のインテリジェンスに精通している書物を読むことによって、背景を知ることは欠かせないことだと思います。

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