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産業心理学者が教える!「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック

   

人と人とが話をするからこそ、人と人とが分かり合うことは難しい。この事実を直視して、人に話を聞いてもらう上で生じる至極当然の疑問に対し、本書が一つ一つ丁寧に解き明かし、適切な助言を与えてくれます。

会話には意見とともに感情が込められている

著者は、様々な場面、例えばある企業の部長とその下で働く課長との会話、夫婦の会話、営業マンと購買担当者との会話、医師と患者との会話、人事部長と入社希望者との会話、教師と生徒の会話などを紹介し、具体的な言葉のやり取りを通じて読者の理解を助けてくれます。

そのため本書はどんな関係であれ、人との会話に困難を覚えている人すべてにとって、素晴らしい処方箋となるでしょう。

意思疎通を妨げる5つの性質

  1. 変わることへの抵抗
  2. 自分の考えを優先させ、相手の意見に耳を傾けない
  3. 先入観を持った聞き手
  4. 根拠のない推測
  5. 根強い秘密主義

会話に乗ってもらうための3つの方法

  1. 会話の目的を告げてから会話に入る
  2. 相手の気持ちを尊重する
  3. 的外れの質問を受け止め、なぜそのような質問が出るのかを考える

情報を引き出すために、抽象的な質問をする際の4つのコツ

  1. イエスかノーかでは答えられない質問をする
  2. 「どう思いますか?」「どうやって?」という問いかけの言葉をつける
  3. キーワードを復唱して相手に返す
  4. 要約して返す

感情への3つの対処法

  1. 感情を表現させる
  2. 相手に自分自身の感情を自覚させる
  3. 批評せず、相手の感情を受容する

潜在的なメッセージの5種類の活用法

  1. 自分をアピールする
  2. 人を攻撃する
  3. 要求を出す
  4. 人をコントロールする
  5. 愛情を表現する

相手の注意を惹きつけておくために

  1. 本題からそれない
  2. 一度の発言を短くし、相手に伝えたいことを一つずつ間隔を置いて伝える
  3. 相手が既に知っていることは話さない。分かりきっていることは言わない
  4. 出来るだけ具体的な言葉を使う

聞き方の3段階

  1. 話を聞いていない
  2. 聞き流している
  3. 聞いて考えている

会話の内容とは無関係の反発であることを示す5つのサイン

  1. 猛烈である
  2. 聞く耳をもたない
  3. 一貫性がない
  4. 正当化する
  5. 反論がころころ変わる

ここで更に著者は、以下の対処法を示しています。

  1. 相手に理解を示す
  2. 反発していることを自覚してもらう
  3. 反論を相手と共に検証する

思考を歪めないための5つの方法

  1. 何を前提に判断しようとしているのかを知る
  2. 数字に直す
  3. 白か黒かで分けず、グレーゾーンの中に位置付ける
  4. 頭から決めてかからず、一つ一つについて柔軟に考え正確に判断する
  5. 意見を述べる時、誰かの意見を聞いた時には、裏付けを取る

会話におけるギブ・アンド・テイク

  1. 話すことで与える
  2. 聞くことで与える
  3. 話すことで得る
  4. 聞くことで得る

 

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著者は産業心理学や心理カウンセラーの草分け的存在

著者は心理学博士号を持ち、ニューヨーク大学などで教鞭を執った学者でした。

しかし学問として心理学を研究するだけではなく、1952年に始めた「トレードウェイ・サイコロジカル・サービス」という会社で、ビジネスの現場で役立つ心理テクニックを教授したり、企業向けに心理学的見地から人事コンサルティングを行っていたといいます。

 

究極の対人術として約半世紀のベストセラー

ブログ「ことば探し」によれば、

とても勉強になった本でした。自分の話し方の欠点や、足りないところなど、気がつきました。コミュニケーションがうまくいかない…と思っているなら、もしかしたら、あなたの話し方に問題があるのかもしれません。そう思っている方におすすめの本です。

と薦めています。

またブログ「sakawatari.info」によれば、

確かにそうかもな~っていう言葉が本当に結構あって、読んでいると「そういえばこういうことあったな~」みたいな場面が何度もありました。

と実用的な1冊として紹介しています。

 

このように本書を丁寧に読み進めることで、自分の経験と重ね合わせながら、今までどうしても理解してもらえなかったり、話を聞いてもらえなかった理由がわかるでしょう。そして理由が分かれば、解決策はあるのです。

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